グルメ好きな方、日本酒やワイン好きの方におすすめ!天然まぐろの生ハム!?

今回ご紹介させていただいたのは、木下水産物株式会社から発売されているまぐろの生ハム「Petalo di mare(ペタロディマーレ)」。1世紀にわたり和歌山県紀州勝浦港で “天然の生まぐろ”卸一筋で営まれ、現在四代目でいらっしゃる木下勝之さんが仕掛け人です。

もちもちまぐろ 生ハム 木下水産

展示会でお会いし、実際に試食させていただいたのですが、凝縮された旨味の余韻が非常に長く、今まで経験したことのないもちっとした食感に驚きました。

原料は熟練の目利きにより選び抜かれた独自ブランドの「もちもちまぐろ」しかも冷凍ではなく“天然生まぐろ”を使用!研究に研究を重ねた前代未聞の技術で作られています。

卸業をされる中での新たな挑戦!加工食品の製造へ

代々受け継いだ刺身用生まぐろの販売の事業拡大の傍ら、今までにない新しいまぐろ加工品を創りたいという想いがあった木下さん。15年前、精肉の業界の方と出会いがその想いを強くするきっかけとなったそうです。

それから5年後、豚の生ハムの製造方法をヒントに、本業の傍ら加工品の製作を開始。4年ほどの年月をかけ、独自で現在の原型をほぼ完成させました。

しかし、ここでもまた問題が・・・・・

加工品の生産から販売にあたってのノウハウがなく、悩みに悩んだ末にご地元の南紀くろしお商工会へ相談。技術開発やデータ算出にと、当時の和歌山高等専門学校の藤本教諭(現 沼津高等専門学校、校長)を紹介されたことで、官民一体となって約2年にわたる研究により技術を確立しました。

木下水産 まぐろ生ハム

その技術は平成27年に和歌山県より「1社1元気技術」に登録され、同年には一般消費者向けのリリースを目指して和歌山の元気ファンドに応募。その計画が採択され、補助金を頂きながら商品化への研究を進めることになります。

そして平成29年3月、「Petalo di mare(ペタロディマーレ)」~もちもちまぐろの生ハム~がついに完成!

その驚くべき製法やギフトの詳細はippin記事に掲載しています。ぜひご覧ください!